自然災害や事件はFXに影響するか

FXにはテクニカル分析だけではなくて、ファンダメンタルズ分析もあります。実際に世界各国に起こる重要なニュースによっては、外国為替市場の値動きに大きな影響が及ぶことも少なくはありません。ですから国内外の大きなニュースなどには、日頃から注意を払うようにしておくとFX投資には有利になると言えるでしょう。そうした重要ニュースというのは、何も経済関係のニュースだけに限ったことではありません。

経済とは全然関係のない事件や災害などのニュースでも、時には大きな値動きを示すこともあります。たとえば最近、アジアの或る小国において核開発のための物騒な実験を強行したり、ミサイルを勝手に飛ばしたりする事件がありました。そうした出来事によっても、相場の値動きが敏感に反応したことがありました。また、我が国においても突然に大きな地震が起こった時に、株式市場や外国為替市場が混乱したり、それがFX取り引きにも少なからず影響を与えるような局面も見られました。

ですから大きな事件が起こったり、大きな自然災害が発生したりした時にも、その後の相場の値動きには注意を払うようにすべきでしょう。いずれにしても、世界中のどの国のいかなる通貨であろうとも、事件や事故、自然災害、経済ニュースなど、様々な出来事の影響を受けつつ値が動いていることは間違いありません。ですから、「自分はテクニカル分析だけで十分だ」という考え方で取り引きを行うのは、あまり得策とは言えないでしょう。確かにテクニカルだけで取り引きするのはその人の勝手ですが、リスクは大きいと考えるべきです。

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